ネットショップが取り組むべきSEO(1)

1月 25, 2012 by     3 Comments    Posted under: SEO, ネットショップ


本腰を入れてネットショップの運営を始めたのは、今からちょうど1年半前。純広告、PPC、SEOなど、様々な集客方法を模索し、試行錯誤してきた。PPCなんて、設定方法を間違えて2日で10万円が消し飛んだりして、orzってなったり。

結局様々な試行錯誤をした結果、自社でSEOを行うことが、「資産」になるし、長期的に最も低コストで、成約数UPへの近道だろうという結論に至った。そこからはひたすらSEO業界で有名な人のブログやウェブサイトを読み漁り、SEOの営業マンには片っ端から会って話を聞き、そのあとは海外のSEO業者のサービスサイトやフォーラム、ブログを読み漁った。

「Googleがこう言っている」は、彼らの「目標」に過ぎない

とある有名なSEOコンサルテーション系の会社のサービスを聞くと、ページランク2~3の中古ドメインを買い、そこでブログを運用し、バックリンクを供給してくれる仕組みらしいと分かった。基本的に外注するとノウハウが残らないし、資産にならないから、じゃあやってみようということで、中古ドメイン探しが始まった。とはいってもそんな難しいことではなく、「中古ドメイン 販売」で検索して、良さそうなドメインを買えば良い。

中古ドメインを5個くらい買って、自社のサイトにリンクを張ってみると、目に見えて効果があった。下記は2010年の年末から、2011年2月頭にかけての検索エンジンからのアクセス数の推移。150/日くらいのアクセスが450/日くらいになっただけなので、まだまだ絶対数は少ない。

そのころは既に「Googleは中古ドメインを見抜いている」なんて話が出ていたが、なんだ、やってみたら効果あるじゃないか、といった感じ。他にも、IP分散がどうとか、アンカーテキストがどうとか色々あるけど、結局みんな検証してない。仮説までで止まっているんだなということが良く分かった。Googleの中の人がよく「こういうのはスパムです、ダメです。」と言うが、あれは「というスパム判定ができるように頑張っています、実際はまだまだです。」と言っているのに近いと思う。

タイムマシンSEOは通用する

Googleのメインターゲットは、なんと言っても英語圏である。アルゴリズムが日本でも適用されるのは、英語で適用されたずっと後になるはずだ。そうすると、英語圏のウェブサイトを読んでいれば、何がスパムと判定されているっぽいとか、何は今でも通用するとかいう情報が出回っているので、それを参考にするのがSEOの近道になる。

意図的な被リンクには様々なリスクがある。よく、被リンクには「多様性が必要だ」なんていわれるが、そうは思わない。被リンクに必要なのは、多様性ではなくて必然性だ。情報の種類によっては同類の被リンクばかりが多く集まるケースもあるし、それは全く不自然ではない。

リンクジュースは自社で持つべきか

今では中古ドメイン探しが面白かったり、検証の作業が面白かったりで、自社で管理しているサテライトサイトは100を超えるようになってしまった。ほぼ全てのサイトを最低月に1度は更新し、リンクジュースとして活用している。ただし、この方法が良いかと言われれば、正直、良くない、と思う。ネットショップの運営は色々な手間もコストもかかる。しょっちゅうサテライトサイトの更新に充てる時間なんてなかなか無い。

しかし、少数であればサテライトサイトは持っておくべきだと思う。ホワイトハットっぽい話になってしまうが、ちゃんと本体のサイトと関連するキーワードのサテライトサイトを作り、ちゃんとした記事をアップすることで、自然にリンクが集まる。そこから、上位表示させたいキーワードで本体サイトにリンクをするのだ。無料ブログでも良いが、今はやはり中古ドメインの効果はまだまだあると感じる。

ネットショップこそコンテンツでSEOが必要

Googleは、検索クエリに対しての結果を表示しようとはしていない。検索クエリの奥にある、ユーザーの目的に適した結果を表示することを目標にしている。

例えば、英語で「apple stock price」と検索すると、2通りの目的が考えられる。ひとつはもちろん「アップル社 株 価格」という検索で、アップル社の株価を知りたいというもの。もうひとつは「リンゴ 在庫 価格」で、リンゴの在庫状況や価格が知りたいというもの。こういった、検索クエリが同様であっても、目的が異なる場合、Googleは「どれだけ多くの人のニーズをカバーできるか」という観点から検索結果を返すようだ。

つまり、できるだけ幅広く(かつ深い)情報を提供していれば、そのウェブサイトは多くの検索クエリに対応できることになり、ロングテールでの集客が可能になる。ビッグキーワードでの上位表示を狙うのであれば特にこの考え方は必要になる。ビッグキーワードの場合はユーザーの目的がボヤっとしているから、上位表示されるには、幅広くそのテーマをカバーしているウェブサイトである必要があるためだ。

ではネットショップの場合はどうだろうか。ほとんどのネットショップが提供している情報は「商品情報」のみだ。すると、Googleとしては100個しか商品が無いネットショップよりは、1000個の商品があるネットショップを上位に出そうとするかもしれない。しかし、両サイトとも「商品情報」しか提供していないウェブサイトなので、様々な目的に沿った検索クエリには対応できない。つまり、商品情報のみに注力している段階は、レッドオーシャンを突き進んでいることになる。この争いの海から抜け出すためには、商品情報以外のコンテンツを充実させることが必要になる。

実はこれがパンダアップデートの正体ではないかと思う。データベースから引っ張ってきた情報ばかりのウェブサイトは、ユーザーの様々な目的には応えられない。例えば不動産のポータルサイトであれば、賃貸情報や売買情報を探しているユーザーにしか応えられない。これに、相続やリフォームや業者選びノウハウなどの情報が加わっていけば、様々なユーザーのニーズに応えられるウェブサイトとして上位表示される可能性が上がる。そして、そういったアクセスは往々にして見込み客となる場合が多い。

小手先と王道のミックスで

結局オチとしてはありきたりになってしまうが、これが最短ではないだろうか。小手先のSEOは「通用しなくなっている」とよく言われるが、通用している小手先のSEOもたくさんある。リスクを抑えながら施策していけば、アクセスアップ、成約数アップに繋がることは間違いない。5年後には通用しなくなっているかもしれないが、少なくとも今年は通用するだろう。ただし、王道のSEO、つまり、ユーザーベネフィットを考えたコンテンツを作り続けることも必要だし、今後ますます必要になってくる。

ともかく、SEO業者に丸投げしておけばOK、という時代が終わりに近付きつつあるのは確からしい。

Similar Posts:



3 Comments + Add Comment

  • [...] ネットショップが取り組むべきSEO(1) 本腰を入れてネットショップの運営を始めたのは、今からちょうど1年半前。純広告、PPC、SEOなど、様々な集客方法を模索し、試行錯誤してきた [...]

  • Hello, I enjoy reading through your article. I wanted
    to write a little comment to support you.

  • It was dark when I woke. This is a ray of snuhsine.

この記事にコメントする

XHTML: 以下のタグが利用可能です: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

自己紹介的な

地方で小さな会社経営中の1984年生まれ。おっさん。ゴルフ好き、ビーチ好き、お酒も好きです。体重が減らないのが悩み。朝起きれないのも悩み。まったりブログ書いていきます。よろしくお願いします。
★ツイッターもよろしくお願いします。★

サイト内検索


お読みいただきありがとうございました。お役に立ちましたか?
ネットショップが取り組むべきSEO(1)