B2Bのメディア戦略、10のヒント

7月 12, 2011 by     No Comments    Posted under: Facebook / Twitter / other Social


ソーシャルメディアをはじめとしたウェブ戦略において、
やはりB2Bの企業は「うちでは使えない」と考えがちです。

しかし、うまく設計、実行していけば非常に有益になるはず。
今回はそんなB2Bのビジネスマン向け、メディア戦略10のヒントです!

参照:10 Tips for Better B2B Community Management

コミュニティが必要なのは「いつ」なのか

「今流行しているみたいだから、Facebookやろう」
「乗り遅れたらまずい!うちもTwitterっていうのやってみよう!」

これらは典型的な手段が目的化したケースですが、
それに限らず、自社にとって最適なタイミングと手段を熟考する必要があります。

自分のコミュニティを作ることが常に重要なことではない。
場合によっては既存のコミュニティに所属するほうが良い場合もある
しかし、ニッチな製品を扱う場合は自分でコミュニティを形成したほうが有利だろう。

自社の場合はコミュニティを作るのか、それとも所属するのか。
どちらにせよ、それはいつなのか、を考える必要がありそうですね。

常に「目的」を考えよう

先ほどの内容とかぶりますが、手段の目的化は最悪です。
常に「何を実現したかった」のかを考えて、最適な手段を選びましょう。

コミュニティを作りたかったんじゃないはずだ。
コミュニティを通じて、何をしたかったんだっけ?

ただし、注意したいのは「効果測定」が難しい場合が多いということです。
ソーシャルメディアでのレスポンスを数値化して測定するというノウハウは、
実はまだまだ未成熟であるといわざるをえません。
社内からは「売上に結びついているの?」という疑問が出てくることもあると思いますが、
ソーシャルメディア戦略の目標はそもそも売上でないことも多いのです。
このあたりは同僚、上司、経営者からの理解、そして協力が必要不可欠になるでしょう。

メンバーをよく想定しよう

どんなメンバーに、どのように参加して欲しいのか。
これはコミュニティを作るうえで絶対に考え、設計しておかなくてはなりません。
つまり、オープン制なのか、招待制(クローズド)なのか、
広く応募するのか、見込み客のみか、既存客のみか…。
実現したい内容によって募集方法も運営方法も大きく変わってきますね。

メンバーをよく理解しよう

B2Bにおいて、クライアント(とその担当者)にあなたは何を提供していますか?
あなたの製品やサービスを必要とし、それによって大きく活躍できる人がいるはずです。
その人がお客さんの前で、上司の前で輝けるようにするために、
あなたはどんなことができるでしょうか?

メンバーの役割を設計しよう

コミュニティの特性に応じて、参加者の役割を設計する必要があります。
これは特に、新しくコミュニティを作る場合、コミュニティをリニューアルする場合に必要とされます。

例えば、巨大なコミュニティの場合、スーパーユーザー(superusers)は司会の役割をしたり、またはアドバイザーのような役割をすることがあります。
そのポジションは、人々が「なりたい」と思うようにする必要があり、
どうやったらなれるのかが明確でなければなりません。
すると、「自浄作用」が働いて健全なコミュニティとして成長していきます。

OKWAVEもアメブロも、利用することによってレベルが上がったり、
ポイントが貯まったりする、という仕組みを作っていますね。
それによって実際何か得するわけではないのですが、非常に巧い仕組みだと思います。

ビジョンを掲げよう

ビジョンを掲げて、このコミュニティは何を目的としているのか、
ユーザーにも分かってもらおう。
最初がしっかりしていると、後々コミュニティはもっと良くなる。
どんな行動が奨励されるのか、それはなぜかをはっきりとさせておくんだ。

例えば、SNSの多くは(実際どうかは別として)「断固出会い系要素NG!」と打ち出していたり、
OKWAVEでは「OKWAVEの目標はなんですか?」というコンテンツがあり、
お互い助け合ってよりよくしていこう、というコンセプトが明確にされていることが分かります。
掲げられたビジョンを目にしていなくても、自然と「風土」として培われていくものだと思います。

目標の「達成基準」を作っておこう

先ほどメディア戦略は効果測定が難しいといいましたが、
ビジネスとして取り組む以上、一定の達成基準は必要になります。
難しいのは「どうやって基準を作るか」という点です。
ネット上だけで言えば、アクティブユーザーの割合が何%以上だとか、
新規ユーザー数の増え方がどの程度だとか、
そういった数値ももちろん達成基準のひとつに成り得ます。

しかし、もう少し踏み込んで、通常の業務内容とリンクさせてみるのも面白いかもしれません。
例えば、通常の業務において、お客様にどのような対応をすることが良いのか、
接客、お客様相談に関してはどのようなゴールを設定しているのか、などなど。
ネット上のメディアを特別視せず、やはり普段の仕事の観点を失わないようにしましょう。

社内担当を作ろう

コミュニティの動きを設計し、実際にそれを円滑にするため、
コミュニティマネージャーになれる人材を育てていきましょう。
規模にもよりますが、ほとんどのコミュニティにおいて、一日数時間で事足りると思います。
いざと言うときのエラーにも対応できるような人材だと尚望ましいと思います。

社内の理解とコミュニケーションを

社内のコミュニティマネージャーをはじめ、メディア戦略にかかわる人間は、
社内でのコミュニケーションが必要となります。
そのためにも多くの業務を複合的にこなすと良いでしょう。
メディアからは、驚くような視点やフィードバックを得ることが出来ます。
社内のチームとそれらをうまく共有することで、業務改善などに活かしていきましょう。

共有を有効にする方法

成果をを共有することで、チーム内で成果が目に見える形になっていきます。
大きな会社であれば社内報などを使うのも有効かもしれません。
「お客様の声」の社内版のような形も面白いかもしれませんね。
とにかく、形にしてシェアすることで、よりメディア戦略は活発になっていくでしょう。

後半、ちょっとやっつけのように見えますが、原文もそんな感じです(笑)
ビジネスでソーシャルメディアを使う際、特に自社でメディアを持とうとすると、
B2Bのほうがクローズドになる、そしてそのほうが良いケースが多いと思います。
クローズドなコミュニティの場合は活性化が大きな壁として立ちはだかります。
なぁなぁにならないためにも、社内で目標値の設定や、担当者の任命は有効そうですね。

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